ヨーロッパアカガエル。[爬虫類図鑑]

ヨーロッパアカガエル
Common Frog

ヨーロッパアカガエル
科名
アカガエル科
その他の名前
英名:[Common Frog]、[European Common Frog]、[European Common Brown Frog]
学名:[Rana temporaria]
生息地
ヨーロッパアカガエルはヨーロッパの広い範囲で見る事ができますがイタリアやスペインの南部などではあまり見られないようです。様々な環境の草地、庭などに生息しています。
生息状況
普通
場所によっては少ない
大きさ
体長:5~10cm
繁殖
卵生
春に水中で卵を産みます。
食べ物
ヨーロッパアカガエルは昆虫などの節足動物の他、ナメクジやカタツムリなどの軟体動物を好んで食べます。
活動時間帯
夜行性
解説
ヨーロッパアカガエルはヨーロッパのほぼ戦域に生息しているアカガエル科のカエルで早春なると冬眠から目覚めるとすぐに池や沼などの水辺に移動した後に繁殖を行うという特徴があります。

ヨーロッパアカガエルの体色は変異に富んでおり上記の写真のような褐色の個体の他、緑色の個体や黄色、赤色の個体も存在しています。
基本的にはオスの方がメスよりも体が小さいとされ、オスの前肢はメスよりも太く前肢の第一指には婚姻瘤と呼ばれている繁殖の際にメスにしっかりと抱きつく為のコブがあります。

繁殖期になるとメスは水辺に集団で集まるようになり池や水路などに卵塊を産みつけます。また、繁殖は通常2、3日で終わるとされています。

ヨーロッパアカガエルの類似種としてはヨーロッパヤマアカガエルがあげられます。

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