サキシママダラ。[爬虫類図鑑]

サキシママダラ
Dinodon rufozomatum walli

サキシママダラ
科名
ナミヘビ科
その他の名前
アカツカラ
学名:[Dinodon rufozomatum walli]
生息地
サキシママダラは沖縄本島よりも更に南に位置する宮古島、伊良部島、多良間島、石垣島、小浜島、竹富島、波照間島、与那国島などに分布し、平地から山地までの幅広い範囲に生息しています。
生息状況
普通
大きさ
全長:50~100cm
繁殖
卵生
一度に4~8個の卵を産みます。
食べ物
サキシママダラは主にカエルを好んで食べますがトカゲやヘビなどの小型の爬虫類や鳥類、哺乳類、カエル、魚類など様々な動物を食べます。
活動時間帯
夜行性
解説
サキシママダラはアカマラダの亜種にあたるナミヘビ科の蛇で先島諸島内の一部の地域にのみ生息している日本固有の種類となっています。アカマラダよりも体の皮膚にある黒い横帯の数が少ない事が特徴のひとつとなっています。

サキシママダラの皮膚の色は茶褐色または黄褐色で黒褐色の幅広の横帯が胴体部に21~40、尾の部分に11~22個あります。また、宮古島に住む個体はこの配色が逆になっているように見えます。

マダラヘビの仲間としては見た目は地味ですが耳腺から毒液を分泌するミヤコヒキガエルや毒蛇として知られているサキシマハブなども餌としてしまう強力な蛇です。

©爬虫類図鑑