ミナミヒョウガエル。[爬虫類図鑑]

ミナミヒョウガエル
Southern Leopard Frog

ミナミヒョウガエル
科名
アカガエル科
その他の名前
英名:[Southern Leopard Frog]
学名:[Rana utricularia]
生息地
ミナミヒョウガエルは北米大陸のアメリカ合衆国東部に分布しており、生息環境は湖や沼、湿原などになっています。
生息状況
普通
場所によっては少ない
大きさ
体長:5~12cm
繁殖
卵生
春に水中で卵を産みます。
食べ物
ミナミヒョウガエルはクモなどの節足動物やミミズなどの軟体動物を食べます。
活動時間帯
夜行性
解説
ミナミヒョウガエルは長く力強い後肢を持っている事が特徴となっているカエルで強靭な後肢を使ったダイナミックなジャンプは天敵に襲われた際などに非常に役立ちます。また、追い詰められると敵に向かって臭いにおいのする液を放つという習性を持つ事でも知られています。

ミナミヒョウガエルの皮膚は鮮やかな緑色または灰色の地の上に大きな黒い斑紋が体全体に見られ、背中部分にはハッキリとした隆起があります。また、頭部の先端部分はやや尖っているという事も特徴のひとつです。

繁殖期になるとメスは池や水路などの水のある場所に行って集団となり、塊状の卵を産みます。オスの求愛の為の鳴き声は短い音と長い音が混じった複雑なものです。

ミナミヒョウガエルの類似種としてはカクモンガエルやヒョウガエルがあげられます。

©爬虫類図鑑