コーンスネーク。[爬虫類図鑑]

コーンスネーク
Corn snake

コーンスネーク
科名
ナミヘビ科
その他の名前
アカダイショウ
英名:[Corn snake]
学名:[Elaphe guttata]
生息地
コーンスネークは北アメリカ大陸の中部および東部に分布し、湿原や線路沿いの土手、農耕地や乾燥した森林地帯など様々な場所に生息しています。
生息状況
普通
大きさ
体長:100~180cm
繁殖
卵生
一度に5~25個の卵を産みます。
食べ物
コーンスネークはネズミなどの小型の哺乳類や鳥類などを食べます。
活動時間帯
夜行性
解説
コーンスネークはネズミヘビの仲間の中では最も知られている種類であり、体色に様々な変異がある事から、4つの亜種に分けられており、上記の写真のような黒でフチどられた赤い斑紋を持つものが最も広く知られている基準亜種となっています。
その他の3つの亜種はスノーコーンと呼ばれている皮膚全体が白っぽく、眼が桃色になっているアルビノ、通称ブラックコーンと呼ばれている全体が黒っぽく赤または橙系の色素が見られないアメラスティック型、そして最後のひとつが通称レッドコーンと呼ばれるアメラニスティック型コーンスネークで黒の色素が欠けている為、赤い模様が白でフチどられている事と鱗の表面が滑らかである事が大きな特徴となっています。

コーンスネークは飼いやすく噛みついてくる事が殆どない事から日本でもペットととして人気があり、専門の販売店などでは上記の4つの色彩変異個体は品種として個別に売られています。
ペットとして飼育する際は大きめのテラリウムを用意し、脱皮用の枝、体が入る水バット、シェルターなどを用意します。
また、繁殖を行う場合は2~3か月冬眠させる必要があり、産卵は5~8月までの期間に行われます。
産まれた幼体は2年ほどで成熟します。

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