インドガビアル。[爬虫類図鑑]

インドガビアル
Gharial

インドガビアル
科名
ガビアル科
(研究者によってはクロコダイル科に分類している事もあります)
その他の名前
ガビアル、ガーリアル
英名:[Gharial]、[Indian gharial]
学名:[Gavialis gangeticus]
生息地
インドガビアルは名前の通り、インドを中心とした南アジアに分布し、大きな河川などに生息しています。
生息状況
絶滅危惧
大きさ
体長:400~700cm
繁殖
卵生
一度に40~90個の卵を産みます。
食べ物
インドガビアルは主に魚類を餌とし、小型の哺乳類などを食べる事もあります。
活動時間帯
昼行性
解説
インドガビアルは細長い口が特徴的なワニで、現存種でガビアル科に属しているワニはインドガビアルのみです。それだけに見た目も他のアリゲーター科やクロコダイル科のワニとは大きく異なり、個体数もかなり少なく絶滅危惧種に指定されている為、かなり貴重な種となっています。
また、前述の通り、ガビアル科に属しているワニが本種のみである事から単にガビアルと呼ばれる事も多いようです。

インドガビアルの体はくすんだ緑色で魚を捕らえるのに適していると言われている細長い口には100本以上の歯が並んでいます。
また、オスは口の先端にある球根のような形状のコブがメスよりも発達しているという特徴があります。

インドガビアルの類似種としてはマレーガビアルがあげられます。
しかし、マレーガビアルはクロコダイル科である事やインドガビアルの口の先端にあるコブがない事などが異なっています。

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