グリーンイグアナ
Green iguana
科名
イグアナ科
その他の名前
英名:[Green iguana]
学名:[Iguana iguana]
生息地
グリーンイグアナは北アメリカ大陸のメキシコから南アメリカ大陸のブラジル辺りにまでの河岸の森林に生息しています。
生息状況
普通
大きさ
全長:150~200cm
繁殖
卵生
一度に20~40個の卵を産みます
食べ物
成体は主に植物を食べますが基本的には雑食性で植物以外にも昆虫も食べます。
活動時間帯
昼行性
解説
グリーンイグアナは丈夫で飼いやすくペット用のトカゲとして国内で人気のある種で、海外においても最も人気が高いトカゲだと言われてます。また、幼体には鮮やかな緑色の皮膚に青い模様が見られ、成長速度が速いという特徴を持つ事から1年で全長が約60cm位にまで大きくなります。
グリーンイグアナの成体のオスは顎の下にデュラップと呼ばれる皮膚が垂れ下ったような部位があり、縄張りに侵入した別のオスなどがあらわれると、頭を振ってデュラップを揺らしつつ体を横に向けて伸び上がり、自分の体を大きく見せるというディスプレイを追い払うという目的の為に行います。
また、長い尾は身を守る為の武器として用いたり、泳ぐ際に左右に振って推進力を得るという目的の為に用いられますが、それ以外にも尾を自切する事によって敵から逃げる際にも役立ちます。
グリーンイグアナは四肢と指が特徴的で、長い脚は地上を走るのに向いており、長い指と爪は木に引っかけて登る際に用いられます。
尚、グリーンイグアナは丈夫で飼いやすい種類として知られていますが、幼体の間は栄養障害に陥りやすい為、人工飼料にならすなどしてビタミンやカルシウム、ミネラルなどもしっかり摂らせるように心がけましょう。
ケージは大きく成長する事を考慮して2立方メートル以上のサイズがある事が望ましい。
類似種としてはドミニカグリーンイグアナなどがあげられます。