エジプトコブラ。[爬虫類図鑑]

エジプトコブラ
Egyptian Cobra

エジプトコブラ
科名
コブラ科
その他の名前
アスプコブラ
英名:[Egyptian Cobra]
学名:[Naja haje]
生息地
エジプトコブラはアフリカ大陸の北部の地中海沿いの地域、サハラ砂漠よりも南の乾燥した半砂漠及び森林、アラビア半島の南部などに生息しています。
生息状況
普通
大きさ
全長:150~240cm
大きな個体は3mにもおよびます。
繁殖
卵生
一度に10~20個の卵を産みます。
食べ物
エジプトコブラは小型の哺乳類や両生類、爬虫類や鳥類の肉などを食べますが、時には爬虫類や鳥類の卵を食べる事もあります。
活動時間帯
昼行性かつ夜行性
解説
エジプトコブラは大型の毒蛇でかなり強力な神経毒を持っています。また、胴が太く危険を感じるとフードと呼ばれている部分を大きく広げ、口を大きく開けて相手を威嚇しますが、最初は毒牙の部分には皮膚が皮膚がかぶった状態になっています。
しかし、このような威嚇に対しても動じず、相手が逃げない場合は、接近して攻撃をしかけてきます。

エジプトコブラの体色は褐色で、表面は一様に滑らか、腹部には大型の腹板をもっています。頭部の先端にある吻端板は小さいという特徴があります。

エジプトコブラの類似種としてはハナサキコブラがあげられます。
また、エジプトの女王として有名なクレオパトラが自決する際に用いた蛇は本種だと言われています。

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