アマゾンツリーボア。[爬虫類図鑑]

アマゾンツリーボア
Amazonian tree boa

アマゾンツリーボア
科名
ボア科
その他の名前
英名:[Amazonian tree boa]
学名:[Dasypeltis scabra]
生息地
アマゾンツリーボアは南アメリカ大陸の北部地域にある森林地帯などに生息しています。
生息状況
普通
大きさ
全長:150~200cm
繁殖
卵胎生
一度に2~12仔を産みます。
食べ物
アマゾンツリーボアは哺乳類や鳥類、爬虫類や両生類を食べます。
活動時間帯
夜行性および薄明性
解説
アマゾンツリーボアは南米のアマゾンに住む樹上性の蛇で、体色は変異に富み、上記の写真のような色の個体以外にも赤色、オレンジ色、グレー、黒の網目模様を持ったものなど様々な色を持った個体が存在します。

アマゾンツリーボアの体は細長く筋肉質で頭部は後が角ばっていて大きく、夜になると白く光る眼を持ち、眼の瞳孔は縦に長い形をしています。
また、アマゾンツリーボアは哺乳類や鳥類などの獲物を捕まえる際に便利な熱を感知する為のピットと呼ばれている器官を備え、大きく開く事ができるようになっている口には上顎骨前方の箇所に捕えた獲物を逃がさないようにする為の長い歯をもっています。

アマゾンには十分な数が生息しており、生息範囲も広い事から川沿いの森林などでは普通に見る事ができます。
また、同地域にはアマゾンツリーボアに似たツリーボアの仲間が多く生息しています。

©爬虫類図鑑